子どもと一緒に公衆トイレを使用した際の経験談です。 当時2歳の子どもと一緒に外出をし、子どもにとっては初めて公衆トイレを使用しました。 身体障がいのある方や、子ども連れの方も使用ができる、多目的トイレと呼ばれる広めのトイレでした。 鍵はスライド式の棒を左右に動かして鍵を開け閉めするタイプのものが1つついていました。 初めての公衆トイレを見た子どもは家のトイレに比べて、薄暗く、少し臭いがする、不気味な場所と認識したようで「行きたくない、出たい」と言い出しました。 大急ぎで子どものおむつを交換し、自分も用を足そうとしたとき、子どもが自らスライド式の鍵を開けてしまいました。 私は用を足している最中のため身動きが取れず、何とか声をかけてギリギリのところで出ていこうとする子どもを捕まえました。 鍵は子どもの手が届く位置に1つだけ配置されていたため、勝手に開けたのです。 たまたまその時は他に人がいなかったため、身だしなみを整え即座に扉を閉めて事なきを得ましたが、人がいたらとっても恥ずかしい状態になっていました。 初めてのトイレで子どもが怖がること、途中でひとりで出ていこうとすることが、私自身初めての体験で驚きました。 最近の公衆トイレは子どもの届く位置と、大人しか届かない高い位置の2つに鍵がついているトイレもあるようですが、その時は1つしかなく、そういった鍵がついていれば安心して利用ができたと思いました。 公衆トイレ使用時は鍵の位置を確認し、子どもの手が届く場所にある場合は、一人で開けてしまわないように注意しなければならないことを学んだ体験でした。